土日でもクーリングオフ

「クーリングオフは書面で、それも単なる葉書ではなく、簡易書留や内容証明郵便を使用しましょう」というのをよく目にするかと思います。このサイトでも内容証明郵便でのクーリングオフをオススメしています。

簡易書留にしても内容証明にしても、郵便局の窓口に持っていかないといけないものです。クーリングオフしたという証拠を残すためには、多少面倒でも窓口まで足を運ぶ、これは重要です。

しかし、肝心の郵便局がお休みだと、郵便を出したくても出せません。

クーリングオフの最終日が日曜日だった場合

「今日はクーリングオフ期限の最終日、さて、クーリングオフするか・・って、今日は日曜日だ・・・どうしよう」

といった場合、あなたならどうしますか?

日曜日だから今日は諦めて明日にしよう

・・・と考えたあなた、それはNGです。

クーリングオフの期限は土日でも進行します

1日でもオーバーしたら、その権利はありません。というわけで、日曜日の間に手を打たないとマズいのです。

でも日曜日って郵便局休みじゃないの?

と思われるかもしれません。

しかし、意外とやっているところは多いのです。

比較的大き目の郵便局であれば、土日でも「ゆうゆう窓口」といって、夜間窓口みたいなので営業している郵便局があります。

小さい窓口ですが、通常通りの受け付けをやっており、書留や内容証明も受け付けてくれます。(ゆうゆう窓口でも、内容証明は受け付けてない窓口もあります。)

ですので、営業時間外の窓口(ゆうゆう窓口)のある郵便局に行って書面を差し出せば、期限最終日が土日でもクーリングオフできます。

しかし、ゆうゆう窓口も時間になると閉まります

「期限最終日、あと数時間残ってるけど郵便が出せないんじゃダメか・・・」

でも、これで最後ではありません。ゆうゆう窓口が閉まっても、郵便を差し出せるところがあります。

最後の砦 電子内容証明郵便

それは「電子内容証明郵便」。

http://enaiyo.post.japanpost.jp/mpt/

インターネットでできる内容証明郵便で、24時間休まずに受け付けてくれます。そこは24時間365日、郵便を受け付けてくれます。

つまり、23時59分59秒まで、期限をフルに活用することができます。

ゆうゆう窓口が閉まっても、これがあれば大丈夫。インターネットでクーリングオフができるeクーリングオフが土日でもOKなのは、これを利用しているからなんですね。

電子内容証明郵便の欠点

しかし、この電子内容証明にも欠点が一つあります。

それは、初めての人はすぐに利用できないこと。ソフトをダウンロードしただけでは使えず、クレジットカードの登録やら何やらで、使い始めるまでにかなりの時間がかかります。

結局、クーリングオフと決めたら、期限ぎりぎりまで待たずにさっさとやってしまうが吉、ということです。

1日オーバーしただけで天国と地獄かもしれませんから。

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