大まかな流れは下記の通りです。
1.商標調査
まずは調査。登録の可否はここでほぼ決まると言っても過言ではないので、調査は重要です。
2.出願書類作成
出願書類を作成します。
3.出願
作成した出願書類を出します。
4.電子化手数料払込
紙で出願した場合は、電子化手数料を払い込みます。
次の出願番号通知から審査開始までは、行政庁の番です。
5.出願番号通知
6.出願公開
7.審査開始
審査の後、3パターンに分かれます。
7-1.登録査定
登録査定、つまりは「審査に通ったので登録してもいいよ」ということです。OKってことです。
7-2.補正命令
補正しろという命令です。命令というとなんか偉そうですが(まぁ仕方がないですが(^^;)、要するに「修正してね」ってことです。ちゃんと修正してくれたらOKにするよ、ってことなので、補正命令がきた場合はすぐに対応しましょう。
補正書を提出し、OKが出れば、登録査定となります。
補正書を提出したのにOKが出なかった、あるいは、提出しなかった場合は、出願却下処分になります。
7-3.拒絶理由通知
拒絶、つまりは「ダメだった」ということです。
一応、意見書を提出し、それが認められれば、登録査定になる道は残されていますが、最初の審査では「ダメ」という判断なので、なかなか厳しいです。
意見書を提出してもダメだった場合は、拒絶査定となり、終了です。
拒絶査定の後、拒絶査定不服審判で登録審決を得ることができれば、登録料の納付に進むことができます。・・・が、これも厳しい道です。
8.登録料納付
登録査定をゲットできたら、登録料を納付します。
9.商標登録
登録料を納付し終えたら、商標登録が完了です。(登録設定)
ここがゴールです。出願から商標登録まで、早くて9ヶ月、通常1年ほどかかります。気長に待ちましょう。
商標登録の有効期限は10年です。それ以降も使い続ける場合は、10年ごとに更新していきましょう。